人手不足に悩む日本の救世主!?中国人の国民性とは
こんにちは、Vetween編集部です。今回はタイトルにもある通り、中国籍の労働者について解説いたします。
以前記事に書いたように、日本の外国人労働者に占める中国籍の方の割合がもっとも高いんです!
今回は、中国籍の労働者についてまとめました。今後の採用活動の参考にしていただければと思います!
◇外国人労働者数と就労状況についての記事です!
中国ってどんな国?
中国は、「近くて、遠い国」と表現されることもあります。
これは、日本は地理的に近く、歴史的・文化的・経済的に密接な関係を持ちながらも、相互理解が深まりにくく、遠い国のイメージがあるからだと考えられています。
中国基礎情報
・人口 約14億人(世界第1位、日本の約12倍)
・面積 約960万平方キロメートル(世界第4位、日本の約26倍)
・首都 北京
・宗教 仏教・イスラム教・キリスト教など
外務省 中国基礎データ
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/china/data.html (最終閲覧日令和2年5月29日)
基礎的経済指標
・実質GDP成長率 6.1% (2019年)
・名目GDP 13,368(10億ドル) (2018年)
・一人当たりの名目GDP 9580(ドル) (2018年)
・対日輸出額 143,184(100万ドル) (2019年)
日本貿易振興機構 基礎的経済指標
https://www.jetro.go.jp/world/asia/cn/stat_01.html (最終閲覧日令和2年5月29日)
中国は、日本にとって最大の貿易国であり経済的に重要なパートナーです。成長率は鈍化してきていますが、今後も経済的に大きな影響力を持ち続けるでしょう。
中国人の国民性
中国人の国民性
中国はとても広く、人口が多いため地域によって性格は異なりますが、一般的に日本人よりも合理的だと言われています。
中国人は人目を気にしないことが多いです。「こちらの方が合理的」(自分にとって便利、有利)と思えば、人がどう思おうが構わず実行します。中国で割込みや、ポイ捨てが多いのはこのことが関係しているのかもしれません。
また、中国人は面子をとても大切にします。友人関係や、ビジネスにおいても面子を壊すことは関係を崩しかねません。
中国は一人っ子政策が長く続き、溺愛され育った人が多いため自己中心的な人が多いと言われています。そのため他人と強調せず、我が道を行く場合があります。しかし、その一方で義理人情に厚く、家族や友人など親しい関係の人をとても大切にします。
中国人は、プライドが高く面子を大切にします。仕事や、プライベートで関係を持つ場合は相手をよく理解し、尊重する必要があります。
受け入れるときの注意点
中国人の仕事観
・中国人は、仕事よりもプライベート重視する人が多いです。定時で帰宅することが多いため、日本人スタッフが開催する歓迎会などをよく思わない可能性もあります。
・また、仕事では形よりも結果を大切にします。過程が雑だとしても、結果が伴えば良しとする考えの人が多いです。さらに、上司や社長に対しても腑に落ちないことを意見することがあります。
・注意や改善点を指摘する場合は、人前をさけマンツーマンで行う必要があります。さらに、叱責ではなく依頼という形で伝えるとより好印象です。
よくあるトラブル
・謝罪がない
・「お客様は神様」という概念がない
・作業が雑
価値観の違いと言ってしまえばそれまでですが、社内で良好な関係を維持するためには乗り越えなければならない問題です
中国人の性格や、仕事観を深く理解することが良好な関係に繋がります。良好な関係を維持することでより良い結果を生み出すことができます。
まとめ
現在、歴史的背景や国際問題の影響で中国や中国人に対して好印象を持っている人は多くはないと思います。
しかし、中国人労働者が日本の外国人労働者に占める割合は高く、企業や消費者にとって身近な存在になりつつあります。中国経済の成長が続き、日本にとって重要な貿易国である以上、中国語が話せる人材が様々な場面で必要とされます。
採用担当者様の中には人手不足の解決策の1つ、または中国の現地法人、提携先、訪日客との橋渡し役として中国人労働者の雇用を検討したことのある方も多いのではないでしょうか。
「郷に入っては郷に従え」という言葉がありますが、外国人人材を採用する際には彼らの文化、習慣を深く理解し尊重する必要があります。
本記事が中国人労働者を雇用する際の参考になれば幸いです!
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。